私はコタツが大好きで、寒い外から帰宅したら真っ先にコタツに入る。
じんわり身体の芯から暖めてくれる。
現在は一人暮らしで狭い部屋の場所を取ることから、コタツは設備していないが無性にコタツが恋しくなる時がある。
実家暮らしをしていた時、アルバイトで疲れきった毎日でたまの休みの時はコタツで一日過ごすのが幸せであった。
部屋の真ん中を陣取ったそのコタツの上にはまず、ミカン、お菓子、テレビのリモコン、携帯電話に充電器、小顔ローラー、コタツ周りにはごみ箱、アロマ加湿器を配置する。
そうして日中はトイレ以外では一切動かない。
怠け癖がつきそうではあるが、私にとって最高に癒される一日になるのでそんな日がたまには必要である。
そして夜に父が帰宅してからは、大事なコミュニケーションの場に変わる。
お互いすれ違いの生活で、父と向き合って会話の出来る機会がなかなか作れないので、この時間を大切にしていた。
だいたいは父の昔話を延々聞かされて終わるが、私が悩みを抱えているときには敏感に察知してくれ相談に乗ってくれるのだ。
寒い環境を暖めてくれるコタツは、自然に父との関係を近づけ心までも暖めてくれる。
実家が東北地方であり寒い季節が長いので、生活を共にする期間も10月から6月までと長いコタツは常に身近なもので、唯一無二の存在であった。
春に帰郷してもまだ自宅にはコタツが置いてあるだろう。
その時はその暖かな環境に甘え、存分に癒されてこようと思う。
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